Vol.01 岡本 哲郎 様
「売ること」よりも 「成功すること」松山市南吉田/1985年11月築/鉄筋 コンクリート造6階建
「売ること」よりも「成功すること」
アート不動産の協力で収益物件を購入したのは今年の1月です。数ある不動産屋の中から、私の賃貸経営初挑戦となるパートナーにアート不動産の担当者を選んだのは、何より「売ること」より「成功すること」にフォーカスしていた点。ここがとても重要なんです。私も賃貸経営は初めてで、いわば素人。物件は買おうと思えばどこででも買えます。しかし、アート不動産との物件探しでは「買ってはいけない物件」の話が中心になりました。競売物件なども含め、収益物件購入に至るまでには、実に5つ程の物件を吟味しましたが、最終的に条件面やリスクを含め、いいスタートが切れたと思っています。
「入居者満足」と「付加価値」を付ける
現実的な話になりますが、賃貸経営ってあまり想定通りにいくことはないと思っていたんです。予算で言えば上振れするし、収入で言えば下振れする。でも今回に関しては、入居のスピードも速く、収入面では上振れ、経費に関しては下振れしました。おかげ様で円滑にスタートが切れたので、今は2棟目、3棟目の話も動いています。
そもそも、私が賃貸経営に興味を持ったのは、自分の頭の中だけで完結してできる事業をやってみたかったから。利益を出すことも大事ですが、それよりも、自分の感覚が合っているかどうかを試したかった。「入居者満足」と「付加価値」をどこまで付けられるのかをテストしてみたいんです。そういう点ではサービスの基準が他のオーナーさんとは違うはず。空室がいかに早く埋まるかということに関しては、1年間経費入れてもいい、という考えでやっています。やり過ぎている感はありますが(笑)、サービス面では入居者さんからとても喜ばれている話も入ってきています。それはアート不動産の力も大きいです。
信頼できるパートナー関係があってこそ
まだ始まったばかりですが、賃貸経営の難しい面は、たくさん入ってくる情報の整理。そこは大変ですね。面白い面は、自分の努力次第でいくらでも捻りようがあるところです。経営に関しては、アート不動産の担当者の意見を尊重します。それは自社の利益優先ではなく、入居者、家主、管理会社の「三方良し」を常に意識して提案をしてくれるからです。ここがポイントなんですが、誰の意見を聞くべきなのかを私はとても大切にしています。大家、入居者の目線を忘れずに、スタッフと価値観を統一しているところが信頼できるのです。信頼できない人の意見は聞きません。どんなにいいことを言っていても。誰を以って言っているのか、ということに対しての提言は聞く価値があることが多いですし、信頼できるパートナー関係があると思っているので、それに対してはOKを出しています。
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