2021.07.19
めじるし
香りや彩を目印に、雑貨や食で旅する感覚のカフェ「めじるし」

【店舗情報】
めじるし
住所:愛媛県松山市内宮町510-1 ヴァルム内宮102
営業時間:9:00~17:00(9:00〜モーニングカフェ、11:00〜ランチカフェ)
定休日:不定休
2021年7月2日、内宮にカフェ&雑貨のお店をオープンさせた「めじるし」店主の深水 萌さんにお話を伺いました。
Q.どんなお店ですか?
普段の食卓に、ちょっと変わったお皿やスパイス・調味料などの雑貨で彩を添えて、旅するかのようなワクワク感を楽しんで欲しい。
そういった非日常のヒントが見つかる「目印になるような場所」であって欲しいという想いから「めじるし」と名付けた、カフェ&雑貨店です。
無農薬のお野菜やお米を使った身体に嬉しい食べ物や、他では味わえないような面白い飲み物を提供するカフェスペースと、県内や沖縄・海外などから仕入れたオススメの雑貨や調味料などを販売する雑貨スペースを併設しています。
Q.テナント探しで譲れない点は何でしたか?
私の出身地である、城北地域で物件を探していました。
また「駐車場が多い」物件であることも、譲れない条件でしたね。
郊外なので、お車で来店されるお客さまが多いので。
その点、こちらの物件は駐車場が多くて助かっています。
Q.出店の決め手は何でしたか?
希望していた「城北地域」で「駐車場が多かった」ことに加え、「家賃の割に広い物件だった」点が決め手となりました。
元々は、一人で切り盛りしたかったので「狭い物件」を探していたのですが、こちらの物件を見て「広いと色々なことが出来る!」と思ったのです。
カフェスペース以外に、雑貨販売のスペースもゆとりをもって確保することができたので、正解でしたね。
Q.内装でこだわった点はありますか?
お店の中心に、木製のオブジェを設計しました。
特長的な目を引くものを設置することで、食堂らしさを崩したいという思惑と…
私のセレクトした雑貨や調味料などを見てもらったり、お冷を置いて動きを作れたりするような、「見ても触っても楽しいスペース」を作りたかったのです。
私は絵を描くのが好きなこともあり、カラフルなものが大好き。
そんなカラフルな雑貨が際立つよう、あえて内装はシックで落ち着いた色合いにしたのも、こだわった点ですね。
Q.今後、お店をどうしていきたいですか?
通う楽しみを味わってもらう為、あえて定番料理は作っていません。
和風から洋風、和風、エスニック。
まるで旅するかのように、気まぐれに違うメニューが並びます。
カフェ利用でも、雑貨利用でも構いません。
お客さまが思いついた時に、フラッと寄ってくださる「面白いものがあるお店」として愛され続けると嬉しいです。
Q.起業・開業を目指す方へメッセージをどうぞ!
このお店は入り口もトイレもない「更地」からのスタートで、オーナーさんとの交渉が必須の物件でしたが、アート不動産さんを通してスムーズにやり取りができたのは、とてもありがたかったですね。
私が「自分のやりたいこと」を実現できたのは、自分でお店を持ったからこそ。
何かしら「やりたいこと」があるのでしたら、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
頑張ってください、応援しています!
担当者コメント
トイレはおろか水道の蛇口すら無い物件でしたが、深水さんの決断でおしゃれな物件に生まれ変わり、とても感謝をしております。
深水さんが決断をすることができたのは、家主様が深水さんの入居に際して、非常に協力的だったことが大きな要因だと思います。
物件の原状を見て、「難しい」と思う物件でも、家主様に相談をして協力いただくことで、初期費用を抑えて開業をすることができることもあります。