2021.01.12
hair make one by zero(ワン バイ ゼロ)
人と人の繋がりを大切にした、気軽に立ち寄れてくつろげる美容院「hair make one by zero」

【店舗情報】
hair make one by zero(ワン バイ ゼロ)
住所:愛媛県松山市束本2-12-7
TEL:050-8881-0622
営業時間:11:00〜 ※閉店時間の設定なし。予約希望時間に応じて営業
休日:不定休
駐車場:あり
Instagramあり URL:https://www.instagram.com/take_kuramoto
2020年12月にオープンした美容院「hair make one by zero」の藏本 剛史さんにお話を伺いました。
Q.お店について教えてください
マンツーマンの接客スタイルの美容院です。僕一人で営業しているので定休日はありません。不定休にしており、営業時間は11時からでクローズ時間は無しです。例えば極端な話、お客様が夜10時から髪切りたいですと連絡を下されば、その時間には開けるようにしています。
お客様の年齢は幅広く子供さんから50歳位の方に来てもらっています。お一人様で来てもらうのは勿論、友達連れで来てもらったり、家族連れで来てもらったりして、お客様に気兼ねなくくつろいでもらえるようなお店です。

Q.どんな思いからお店をオープンすることになったのですか
いつか自分のお店を持ちたい!という思いは、東京の学校に通い、そのまま仕事をしている時も変わらず思ってました。でも、昨年の新型コロナウイルスの流行で、美容院に行きたいのに行けないお客様や普段通っているお店が閉まっているので美容院に行けないお客様もたくさんいて。自分のお店を持ってたら、そんなお客様にもっと安心してお店に来てもらえるのにな、と考える様になったからです。

Q.物件探しはどのような手順で進められましたか
今回、店をオープンさせるにあたって知り合いや先輩からも何件か物件を紹介してもらったのですが、ピンとくるものがなくて。そんな時、「アート不動産いいよー」と聞いたのでアート不動産のテナント担当の近藤さんを紹介してもらって。10月くらいから近藤さんに「居抜き物件で」という条件で探してもらうことになりました。物件決定までにトータル4、5件の物件を見学したかなぁ。11月上旬にここでやりたい!となって。そこからはトントン拍子で1ヵ月くらいでオープンしました(笑)。

Q.内装のこだわりやイメージなどありますか
店舗の内装は「お客様にくつろいでもらえるように」と思っていたので、基本的には茶色って最初から考えてて。茶色って一番落ち着くじゃないですか(笑)。床も茶色の木目ですし、それもあってカウンターも茶色の木目にして統一しています。
ここは以前、美容院だけじゃなくエステなどの複合物件が入っていたようですが、そこまでいじってはないです。元々自分のイメージに合っている居抜き物件を探していましたが、イメージに合ってなくても壁紙全部変えるとか、張り替えたらいけるなど、追加でどれくらい内装費が掛かるかなど考えたりしました。今後もしかしたらいじるかもというところはありますが、個室とかは元々あった空間を使ってストックヤードなどにしてます。

Q.今後、どんなお店にしたいですか
お店も美容院だけど美容院っていうイメージでなくていいと思ってるんですよ。僕自身、元々持っている理想ですが、お客様同士を繋ぎたいです。ここに来てもらってお客様が顔見知りになって、仲良くなってもらって、僕もそこに入りたい。プライベートでもなんでも相談してもらって。美容師対お客様じゃなくて、人対人として繋がりたいですよね。職業の枠とか関係ない状態にしたい。そういう風に繋がれたら面白いですよね。
遠慮はしてほしくないので、言いにくいなぁっていう事でも言って欲しいです。スッキリして帰って欲しいので、ここをもう少し切って下さいとか、帰ってからコテ巻きの仕方教えてーとかでも言って欲しいし。子供も連れて来てもいいし。学生さんは友達と一緒に来て一人ここで切っているときに、後ろで一人勉強しているとかもありだと思うし。なんでも言ってという感じで、遠慮もいらないし、気も使わなくてもいいし。「気軽においで」って感じです。どんな世代であっても。

Q. 企業・開業を目指す方へメッセージをどうぞ!
メッセージですか!?まぁ、そうですね…強いて言えばですけど、「ビビらないこと」ですかね。正直、出店は何があるかわからないし不安です。僕自身も出店までに様々なことがありました。怖がってしまったら、行動が止まってしまって、進めなくなります。自分で決めて「やると決めたらやりきる!」「迷うのならやめる!」ということですね。

担当者コメント
美容室や飲食店の開業時に、「居抜き物件」に入居することができれば、
初期投資をかなり抑えることができます。
藏本さんは、若いですがそのあたりの物件選びのポイントや、
その他、店舗の広報戦略など、しっかり自身の考えを明確に持っていたので、
開店まで順調に進んでいったのだと思います。